東京大学アニメーション研究会 ―SSA―

自主製作作品リストB

このページでは、東大アニメ研が過去に作った自主制作アニメ作品について紹介します。 そのうち、2000年までの分です。


上映会 タイトル 製作者 内容
2000年冬
第40回
2000.12.10
目黒区公会堂
本編 少女達の煌めく季節に カズヒコ 00生のカズヒコが個人で制作した作品。TVアニメ 『銀想騎攻オーディアン』のオープニングのキャラクターと ロボットを某ギャルゲーのキャラで置き換えた電波系の作品。 作画枚数は400枚近くにのぼり、それなりに動いていたのですが、 ネタが非常に判りづらかったため、一部の客層にしか受け入れられ ませんでした。 (1分00秒)
無限のリサイクル 三筆 00生の三筆が、個人で制作した作品。「アイちゃん、なにたべてるの?」 「う〜んとね」「これはね〜」既に闇に葬られようとしている作品。 (2分00秒)
もんじゅ2 とんでプーチン めすいぬ・除菌 98生のめすいぬ氏と99生の除菌氏の共同監督作品。 夏のシドニー五輪で、ロシアのレスリング選手「史上最強の男」 アレクサンドル=カレリンが無敗記録を破られたのを元ネタに、 ロシア原潜クルスク沈没事故・タイタニック・KGB・プーチン 大統領・北方領土問題・Theワイド・ガオガイガー・ 愛する二人別れる二人…と様々なネタを投入し、最後は一大 ロボットアクションを展開してみせた12分あまりの娯楽巨編。 近年では最高傑作との声も高く、アンケートでも1位作品と僅差で、 2位を獲得しました。 (12分00秒)
2000年夏
第39回
2000.6.18
目黒区公会堂
本編 腐敗 大久保圭 99生の大久保氏が監督・脚本・絵コンテ・作画を担当した作品。 内容は、国会議事堂地下で秘密裏に行われる闇取引を我々大学生 の視点から鋭くえぐったドキュメンタリー。小渕内閣の総辞職と それに続く第一次森内閣の成立までの密室談義を、暴露した話題作。 作画スタッフの少なさにも関わらず、会場は大爆笑。 アンコール上映され、アンケートで二位入賞しました。 (5分00秒)
うそ予告 めすいぬ またもや98生のめすいぬ氏の個人制作。下校途中突然に便意を催した 女の子が、トイレまでの道を必死に走る姿を、坂本真綾の「マメシバ」 をBGMとして描いた6分半にわたる大作。作画枚数は1500枚を超え、 アンケートでも一票を獲得した。うそ。
1999年冬
第38回
2000.1.9
大田区民センター
本編 高速増殖炉ボ悶呪 鈴木哲史 内容は、地球侵略を企む異星人に地球防衛組織がロボで対抗するというものです。
声で出演した99生の釜田氏の熱演がいい感じです。監督のコメントでも載せます。
「作画枚数は300枚近いのにみんな100枚位だと思っているようなので(中略)
カラーにしたかった(中略)ビデオにおとしたらつまらなくなった気が(中略)
もう見たくない(中略)監督は僕だー。」人気投票で暫定3位になっています。
(3分00秒)
給食戦士みこちゃん 堤朋之 都合で自主製作班に参加できなかった堤氏が4日ほどで制作した作品。
内容は、みこちゃんは給食当番であった、そのころトイレから帰ってきたつよしくんの手に汚いものが…というもの。
何を説明すればよいのやら。 (3分00秒)
ブレアビッチ
プロジェクト
めすいぬ 元代表・めすいぬ氏がまたまた一人で制作しました。今度は半日で制作したと いうからもう開いた口が閉まりません。映画『ブレアウィッチプロジェクト』 のビデオカメラで映したという形式で、またも『エヴァ』のキャラ(碇司令 と青葉シゲル)が活躍するという作品。内容は、二人の男(司令と青葉)が カレーショップ「地下闘技場」に入っていき…というもの。 (3分00秒)
1999年夏
第37回
1999.6.20
大田区民センター
本編 碇ごっつ めすいぬ 前代表・ぬすいぬ氏がまたも殆ど一人で制作した作品。
『DIOさん』と『永遠ニ君ヲ信ズ 〜I Trust You Forever〜』の2パートから成る。
前者はTV番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』内のコーナー『神さん』(視聴者のはがきに意味不明の一発ギャグをかますというものらしい)を『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラで置き換えたもので本当に意味不明でした。
後者は『Gガンダム』を『エヴァ』のキャラ(碇司令と青葉シゲル)で置き換えた物で、こちらは私にも理解可能で、好評でした。この作品は人気投票で3位を獲得しました。 (5分00秒)
北へ。 有村悠 91生の渕上氏の発案による作品。
ゲーム『北へ。』のイメージソングにあわせて日本の領海を侵犯した某国のスパイ船がいろいろな難関をこえて北へ逃亡するというリレー形式のアニメーション。
8人が作画作業に参加し、作画枚数は600枚をこえたそうです。
(2分14秒)
万能文化堤朋之 堤朋之 独自のシュールなギャグで毎度毎度衝撃を与えている堤朋之氏が、 これまでの製作凍結に対してリベンジを図り、満を持して発表した作品。
内容は…これ以上はオラにはとてもいえねえよう。
試写当日に出力依頼があり、その驚愕すべき存在が明らかになった作品。
人気投票で5票(うち3票はSSA部員であることが確認されている)を獲得しました。 (2分00秒)
1998年
OP 司令の
「ボケろやー!!!」
めすいぬ 前代表・安藤政紀氏が、驚くべきことに殆ど一人で制作した作品。
TV番組『松ごっつ』内のコーナー『師匠の「ボケろやー!!!」』のキャラをエヴァに置き換え、さらにマンガ『グラップラー刃牙』のパロディも加えた製作者の趣味あふれる作品。
怪しいナレーションでアンコール上映を勝ち取り、さらに、人気投票で2位を獲得しました。
本編 OPERATION
METEOR
逆襲のオタク
有村悠 SSA自主製作班のリーダーにして皆から「かんとく」と呼ばれた有村悠氏が初監督を務めた作品。
内容は、劇場版エヴァのLDボックスをコギャルに破壊され憤ったオタク5人が、コギャルの巣たる渋谷に隕石を落とそうとするも、渋谷には数々のオタクスポットがあることに気付き…というもの。
この作品も大人気で人気投票で4位を獲得しSSAは初の2作品アンコール上映を果たしました。
1998年
本編 senti/
せつなさを、君に
若葉操 「センチメンタルジャーニー」の七瀬優をメインに仕立て、 エヴァンゲリオンを取り混ぜて最後はみんな溶けて制服だけになってしまう (SS版「センチメンタルグラフィティ」オープニング「暗黒太極拳」を想起せよ)と言う作品。
MHKスペシャル
〜若者たちは今…〜
S.H. 伝説の男S.H.氏が企画・総監督・出演を務めて製作された上映時間15分に及ぶ長編映像作品。
東大生のおたくが人の道を踏み外してついには…という作品なのですが、S.H.氏の熱演でかなりシュールな作品に仕上がっています。
総監督の人徳から、今思うと豪華な製作陣が揃っていたりして驚かされっぱなしです。
人気投票で5位を獲得し、これ以降SSA作品が上位に食い込むようになるなど大きな意味を持つ作品です。
1997年冬
第34回
1997.12.14
豊島公会堂
OP たまご 薦田 ゲーム「ときメモ」のエンディングでの告白のシーンを再現。
人物をたまごに変え、主人公が伝説の木の下に駆けて行くシーンをたまごが転がって行く絵に置き換えた。
作画枚数が異様に少なかった割には大変ウケました。アイデアの勝利です。
本編 キチクフィーバーJ 薦田 内輪ネタ。非常に寒かった。あまりの寒さに伝説となっている。
1997年夏
第33回
1997.6.15
大田区民センター
OP 運動会 宮部 JRの電車が停車駅も無視してひたすらスピードを上げ続けて競争するというアニメ。
SSAで初めて、彩色・編集過程にパソコンを導入しました。
1996年
本編 パステリオン大戦 たな サターンでヒットしたゲーム「サクラ大戦」と、我が兄研内で密かにはやった(?)どマイナーな漫画「魔女っ子戦隊パステリオン」のパロディー。
サクラ大戦のOPムービーのキャラクターをパステリオンのキャラクターに置き換えるという、約1分半のセル枚数500枚を超すアニメ。
当然、合宿期間中に終わるはずもなく、2月の締め切り直前まで作業が続いたそうです。
1996年
人気恋愛ゲーム「ときメモ」のアニメを作りかけたが、断念。
結局、ごく簡単なしりとりアニメを作っただけで、出品はしませんでした。
しりとりアニメとは、各人が自由に作った大変短いアニメをつなげて1本にしたものです。
この年はオープニング廃止。
1995年
OP クリスマス 女の子がベンチに座っていると雪が降ってきて、喜んでいるときにケーキを持ったお父様がやってきて上空にせり上がり、「Merry Christmasと出る非常にまともな作品。
久しぶりにパロディーではないオリジナル作品でした。
1995年
本編 Gガンダム SuperS Gガンダムの東方不敗が「復活」して、ドモンと共にハイパーモードに『メイクアップ』するお話。
連日連夜、おやじのセーラー服姿を描きつづけたのは、精神衛生上あまりよろしくなかったらしい。
予想外に大作(笑)となったため、本来はOPテーマ「ふっかつ」の作品の予定を急遽変更、本編として提出。
1994年
OP せいふく 制服、清福、征服の3部立て。「制服」がセーラームーンRのアイキャッチを5人全部マーキュリーにしたもの。
「清福」が振り向くと夢ちゃん(姫ちゃんのリボン)。「征服」がデイジーを鞭で苛めるナン(ナンとジョー先生)。
本編 美少女戦艦
セーラーヤマト
SSA久々の本編
1994年
OP ぜいたく 「ゼータ食う!」という訳で、Zガンダムがパクッと口を開けて食いつくアニメ。Zの後半のアイキャッチを流用したアニパロ。
1993年
OP 分裂 ぷよをひたすら切り刻むアルル(ぷよぷよ)。
ひと切り毎にぷよが分裂、増殖するというアニメでした。